NewジェネレーションのMYルール VOL.2

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DATE.2018.07.06

TAG : INTERVIEW

青山ビューティ学院高等部の生徒たちと接することで日々感じる、
ミライオトナな『将来』の考え方。
自分が人生のシナリオを描き、それを自分なりにデザインする。
そして自らで発信し、チャンスを掴みにいく。
そのストーリーの一部に進学や就職があったり。
年齢は15〜18歳でも、意識はプロ。
堂々と未来のヴィジョンを語り行動する、ミライのオトナ達です。
そんな意識の高い彼らたちの姿をレポートします。
将来どんなオトナになっていくのか?
彼らの進化が、ますます楽しみです!
聞き手=関野里美(フロムハンド、青山ビューティ学院高等部学長)

デジタルネイティブ世代の美意識とは?
VOL02.鈴木聖生(15)の場合

 

15歳の頭の中。一番今興味あることは何?

音楽に興味がありますね。特に、ヒップホップ。僕は神奈川県の川崎生まれ、川崎育ちなんです。川崎は京浜工業地帯で、イメージ的にはあまり良くないのですが「クラブチッタ」というクラブがあって、そこがヒップホップの聖地と言われていて超アツイ。地元出身のたくさんのスターを輩出しています。川崎を中心に活動する双子のヒップホップユニットで「2WIN」とか。小学校6年生の時、友達と初めてラップのライブに行ったのがハマるきっかけ。ラップは何となくチャラいというイメージだったけど、聞いてみたら、とてつもなくカッコよかった。やばいと思った。自分の思ったことを、歌詞にして自己主張している。何よりも、地元の出身者がメジャーで活躍して、あんな大きな舞台でライブできるんだ、ということが、驚きでした。すごいなと思った。それから、僕の毎日に影響を与える欠かせないカリスマで、その音楽は中毒に等しい存在です。(笑)

入学して初めて触れたヘアメイクの世界

メイクを人に施すのは、とても難しいですね。化粧品などに触れるのも、この学校に入学して初めての経験だったので。アイラインとか、リップグロスとか。何をどう使うのかもわからない。わからないから最初は苦手意識があったんです。西野菜花(にしのなのか)先生の存在が大きいですね。フロムハンド在校中(姉妹校で美容のプロフェッショナルを育成するニューティ専門スクール)から活躍されて、卒業後はメイクアップアーティストのアシスタントとして一流の現場で仕事をこなしていたすごい人と聞いて、俄然やる気が出てきました。苦手意識を克服するために余計頑張らないといけないと思ったら、急に楽しくなりだして。笑。教えてもらうこと、全部吸収してやるぞ、って感じです。

実は、元々は美容師になりたくってこの学校に入学したんです。ヘアデザインの仕事につきたくって。美容師の免許を取り、将来はヘアデザインを中心にやって行きたい。フリーで海外で仕事をするようなイメージですね。やっぱりNYが憧れ。まだ行ったことはありませんが、流行の最先端のその場所で勝負してみたいです。

なるだけ早く夢に近づきたくて、美容室でのアルバイトを始めました。小3ぐらいから、ずっとその美容院に通っていて、将来の夢は美容師、と前から話していたのでアルバイトしないかって誘ってくれました。めちゃ嬉しかったですね。まだ、スタートしたばかりですがシャンプー練習中です。高校に通いながら、トータルビューティーの勉強をして、通信制で美容師免許を取るコースも始めました。アルバイトもいれると、結構大変なスケジュール。笑。でも集中して3年で美容師免許・高卒資格・美容の検定各種まで取れることを考えれば、多少の大変さも乗り切れると思います。この選択をして、間違いはなかったと思います。

今、学校は楽しい!

中学の時は、学校に行ったり、行かなかったり。学校はいつも楽しいから大好きですよ。休んだりすることはあったど、3年間ちゃんと通いました。青山ビューティ学院高等部(※以下abg)は高校だから学科があるけれど、これは苦手なんです。社会とか、日を追うごとに難しくなってきている。笑。一番最初にこの学校にきた時、生徒と先生の距離が近いなと思いました。先生同士の会話を聞いててもそう思って。フロムハンドも同じフロアで学んでいて、お昼とかも、先輩に声をかけてもらって、一緒に食べるんです。フロムハンドの教室で。男の先輩が2人いるので心強い。年に関係なく同等に接してくれるから、色々なことを話しやすいですね。

入学式の前日にabgのクラスのみんなで集まったんです。6人ぐらいいたかな。竹下通りのマックで、色々と喋って、ある程度は仲良くなりました。グループでラインを交換したりして。入学式の日の緊張はハンパなかったのですが、それがあったので少し楽になった。普通の高校と一緒で、女子は女子で固まっているけど、みんな仲良いから良いですね。その中で、僕は自分の道を行く感じ。一年後の僕は、美容の技術が絶対に上達しているはず!3年生になるまでには、完璧にできるようにしたい。ところで、関野先生、進級テストの合格ラインについて教えてください。

関野ー合格ラインですか!テスト規定が、テストの1ヶ月前に張り出されます。テストの場合は、全員が同じ課題に取り組みます。メイクだったら1年生の最初は、道具が綺麗にセッティングされていて、マナーが守れているかを見ますよ。爪も短く。肌に触れる、という基礎がちゃんとできているかが重要です。1年生の後半になると、テクニック。ヘアに関してはアレンジですね。束ねる、編む、結ぶ。後は、スピードと時間のバランス、仕上がりです。

関野先生、ありがとうございました!クオリティとマナー、これがちゃんとできているか。綺麗にできていても、時間配分まできちんとできているかが大事なんですね。東京校と京都校で、全部点数が出るからモチベーションが高まります。まだ、漠然としていますが、1位を目指して頑張りたいですね。楽しみです。

小林照子学園長は尊敬できる人

小林照子先生のことは、実はまだ詳しく知らないんです。でも、美容の専門的なことに関しては、尊敬できる人です。すごい、としか言いようがありません!忙しい方ですよね。その中で僕たちの授業ために時間を割いてくれて(※abgには、小林照子先生の和談という授業が年2回あります)。それを通して、話したり、直接学べるから嬉しいです。そうでなければ、全く雲の上の存在。普段は、遠くから見て、挨拶したり、フロントにいると、良い気をもらえそうな気がして、よくうろついています。笑。

毎日、何を考えて過ごしているか?ということですが、深くは何も考えていないんです。基本的に音楽ばっかり聞いています。生活の中心は、音楽。その中でリラックスしながら、明日の服とか考えたり。スマホで欲しい服を探したり。普段のファッションは黒が中心ですね、今日は撮影があるから黄色を差し色にして。スマホで色々とコーディネトをイメージすることが楽しい。後は、川崎のクラブ通い!通じるアーティストがいると、嬉しくなります。将来の目標は、礼儀とテクニックがしっかりしているカリスマアーティスト!

関野学長から聖生君へ

日頃より、年齢、性別を問わず、先輩たちとも厚い信頼関係を築いていますね!笑顔が魅力的で、コミュニケーション能力もとても高い!高校入学からまだ間もないですが、この学校で過ごす3年間をフル活用したプログラムに自ら挑み、チャレンジしているその取り組みと努力は一生の宝になるはずです。高校卒業を迎える頃には、自分で実感できる実力へと成長していることと思います。将来はNYを拠点に活躍するヘアデザイナーという明確な目標もある!1年後のしょう君の成長した姿を楽しみにしています!

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