NewジェネレーションのMYルール VOL.3

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DATE.2018.08.21

TAG : INTERVIEW

青山ビューティ学院高等部の生徒たちと接することで
日々感じる、ミライオトナな『将来』の考え方。
自分が人生のシナリオを描き、それを自分なりにデザインする。
そして自らで発信し、チャンスを掴みにいく。
そのストーリーの一部に進学や就職があったり。
年齢は15〜18歳でも、意識はプロ。
堂々と未来のヴィジョンを語り行動する、
ミライのオトナ達です。
そんな意識の高い彼らたちの姿をレポートします。
将来どんなオトナになっていくのか?
彼らの進化が、ますます楽しみです!
聞き手=関野里美(フロムハンド、青山ビューティ学院高等部学長)

デジタルネィティブの美意識とは?
VOL03.稲田蓮(18)の場合

ダンスから一転、メイクの世界へ

思春期になると、あまりにもやりたい事がなかった無気力な私を心配して、親がダンススクールに入れてくれて。幼稚園の頃から踊ることは大好きでしたが、カタにハマるのがいやで、始めはしぶしぶ通っていたんです。でも、回を重ねるごと楽しくなって、ようやく自分が熱中できることを見つけた、と言う感じで。徹底的に先生の動きをコピーすることで、技を高めていきました。角度とか、タイミングとか。私のダンスを見た人が『この先生に教わったでしょう!』とすぐ分かるくらいに、動きがコピーできたんですね。面白いように体も動いて『これをやったら、こうなるんだ』と、ダイレクトに結果に繋がることが楽しかったですね。

最初は動きだけだったのが、そのうちにダンスの歴史とか、背景にも興味を持つように。とことんルーツを知りたくなって、調べるうちに、様々なジャンルがある事を知りました。深堀しても、飽きることはなかったですね。めちゃめちゃ視野も広がりました。それから、オールマイティに踊れるダンサーになろうと思いました。

そんな中で、あるコンテストで一位になり、EXILEのツアーにダンサーとして参加することになったんです。今、思えばすごいこと。何千倍という倍率。ダンサーが憧れる最高峰です。ツアーのバックステージで衣装を着付けてもらっていた時に、ヘアメイクさんがいて、初めてそんな職業がある事を知ったんです。その姿が、とっても楽しそうで印象に残っていたんですね。ちょうど進路を考えていた頃と重なります。ずっとダンスで頑張ってきたから、プロになる選択肢もありましたが、仕事にするのは難しいかもと。大手の事務所に所属するならともかく、実力だけが勝負のフリーランスの世界。自分が年をとったり、故障したら続けることは難しいですよね。

色々と考えているうちに、自分の中で「ヘアメイクという仕事を強烈にやってみたい」と思うようになって、青山ビューティ学院高等部(以下abg)への進学を決めたんです。親にヘアメイクの学校に進学したいと告げると「その選択でいいの?」とは言われましたが「私がやりたいと思う事をやりなさい」と、背中を押してくれて。今までの頑張りを見て、信頼してくれていたんだと思います。

バラバラなのを認め合う環境だから居心地がいい

中学の時は友達も少なくって、めちゃくちゃ内気でした。勉強もきちんとしていたし、本が大好きで、3年間図書委員をやっていましたね。外でも遊ばないし、友達とおしゃべりすることもなく、一日中じっと本を読んでいるタイプ。昔から団体行動が苦手なんです。少しでも人と違う事をしたりすると、すごい目で見られたりして…。個性を尊重し合う関係じゃないことが、苦痛で。

abgに入学してからの私は、ずいぶん変わりました。最初はやっていけるか、不安だったのですが。ここは服も性格も見た目も、何もかも違う。皆んなバラバラの個性があります。だから素の自分がさらけ出せて、居心地が良い。親に言えないことも話せたり、意見を言い合ったとしても喧嘩になることもありません。初めて友達っていいな、と思ったんです。友達嫌いの私を変えてくれた。ここで出会った皆んなとは、一生の付き合いになりそう。

担任の関先生に初めてあった時は「なんてテンションの高い人だろう!」って思ったんですよ。色々とうるさい反面、とても親身になってくれて。家族でもないのに、本音で話すことができる存在。生徒のことを信じていてくれている、と実感できます。中学の頃の先生とは、キャラもやり方も違います。そのせいで、私の中の閉じていたものが開いたのも確か。自分の殻がなくなったと思います。この環境で学べた3年間は、とても大きいですね。

さらなるトータルビューティーのプロを目指して

ビューティの技術や知識をもっと極めたくて、姉妹校のフロムハンドへの進級を決めました。昨年の8月に、大きなショーでヘアメイクをする機会を与えられて、自分の世界観を表現した作品を300人の前で発表した時、何とも言えない達成感がありました。トータルで作り上げることが、ものすごく楽しく、一生懸命できた。モデルさんにも「良かったよ」と褒められて、それが自信にもつながりました。そして、さらなる上を目指したくなったのです。

ジャンルを問わず、色々なことに挑戦してみたいですね。作品を撮影したり、ディレクションをしたり。将来の目指すものはまだ決まっていませんが、妥協せずによりクリエィティブな世界を追求していきたいと思っています。

関野学長から蓮さんへ。

私の知っている蓮さんは、教室で大爆笑していたり、楽しそうに話していたり。いつも明るい印象なので、中学の時に友達がいなかったと聞いてちょっとビックリです!abgに通学するようになって、殻が破れて本当によかったと思います。
知的好奇心が強く、一つのことをとことん深掘りするタイプですね。ダンスで一流の世界を見ているので、その強みを生かしてヘアメイクの世界でも思う存分自身を表現して極めて欲しいと思います。フロムハンド へ進学して、蓮さんの世界観がどう変化して行くのか楽しみです!

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